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help リーダーに追加 RSS 男性が社会で働くということ

<<   作成日時 : 2009/01/15 10:55   >>

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私は若い頃、OLを何年かやっていた。1980年代のバブル全盛期の頃の話だ。私のいた職場は男性中心で、女性は男性のアシスタント的な仕事だった。しかし、この時期に男性社会を学ぶことが出来たと思う。

男性のアシスタント業務ということはつまり、男性社員の奥さんのような存在だ。私のいた課は女性一人に対して男性が複数という形だったので、まるで旦那さんが何人もいるかのようだった。

男性社員はかかってくる電話は取らないし、コピーも自分で取らない。あれやれこれやれとうるさい。本当に家庭の旦那像そのままだった。私が電話中でも「コピー取って」と横でウロウロしている。自分で取れよ。「ボタンが取れちゃった」、「ティッシュがない」、「お腹が空いたからお菓子ない?」と日常の世話までしていた。

しかし、残業中に自分の席に戻るとさりげなく私の机の上にアイスが置いてあったり、朝、出勤すると私の机の引き出しの中に出張のおみやげが入れてあったり、男性社員は可愛いところもあるのだ。

しかし、さすがに男性社員というのは企業戦士と言われるだけあって、仕事にかける意欲は半端ではない。覇気が違う。勉強熱心なのはもちろんのこと、高熱が出たって真っ赤な顔をして仕事をしている。男性は有給休暇なんて滅多に取らないので、こちらも休みにくくて仕方がない。定時に帰宅するなんてことはまずない。夕飯は残業中に食べに行く。大きな仕事が終わった時は課員みんなで打ち上げに出かける。そうでなくても残業後に「今日一杯行こうか」と年中飲みに出かける。飲みに行って会話をするのも仕事のうちなのである。私もお酒が好きなのでよく一緒についていった。その他、男性は仕事上の打ち合わせ、接待等でも食事に出かける。つまり、連夜帰宅が遅く、家で夕飯の食事をするなんてすることはまずないだろう。休日もゴルフなどで忙しい。もちろん仕事最優先が当たり前なので、家族の様子など全く見えてこない。男の人が社会で仕事をするってこういうことなんだなぁと思っていた。

ところが結婚してみたら、結婚相手は私が知っていた働く男性像となんだか違う。主人とは職場結婚ではない。別の企業のサラリーマンだ。ちょっと身体の具合が悪いと結構有給休暇を利用して休んでいるし、どんなに遅くても必ず家でご飯を食べる。それに遅いと言っても大半はパチンコではないかと私は睨んでいる。たまに「今日、麻雀だから飯いらない」なんて言われると万々歳だ。早くに帰宅すると「えー、もう帰ってきたのぉ?」なんて私と娘に言われる(笑)。休日は絶対家にいて、年中、趣味の海水魚の水槽に手をつっこんでいる。愛読書は漫画。でも何かと世話が焼けるところだけは、どこの世界の男性も変わりない。

厳しい社会で働く男性を支える奥さんになる心構えをバッチリ学んで来たつもりだったのに、なんだか当てが外れたのだ。家で夕飯を食べない旦那を期待していたのになぁ。

やっぱり亭主は達者で留守がいいのだ。


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